金曜日、花組さんは全員さいごの日となりました。
夕方のお帰り間際、登園していた花組さんが挨拶に来てくれました。
『いままで ありがとうございました!!』
グっときましたが、涙はこらえました。
私たち保育園は小学校に上がるまで。
子ども達が小学校へ進学できるようにお手伝いするのが仕事です。
長い子は6年間のお付き合い。
短いようですが、振り返るとあっという間ですが、それでも長い人生のこの6年は長いですね。最初の出会いですから。
その子は忘れてしまうことでも、私達はきっと覚えてる。
子ども達は小学校に上がることが楽しみ。
・・・保育園のこと、どう思っているかな。
少しでもいいから、『今度は遊びに来よう』って思ってくれているかな。
未練がましいですね。
本当はもっと保育園にいてほしい。
明日からも「おはようございます」っていつもの笑顔で登園してほしい。
そんなことを思いながら、年長さんの挨拶を聞きました。
「小学校に行って、頑張ってね」
と精一杯の気持ちで言うと、
「はい!!!」
元気なお返事が返ってきました。
明日はもう花組さんのお部屋には誰も来ません。
さびしいけれど、4月4日には新花組さんがワクワク・ドキドキでやってきます。
そうやって私達も子ども達も、出会いと別れを繰り返していくのですね。