記事一覧

ことしをふりかえる

こんにちは。
園長はやり残した大掃除を横目に、記事を書いています。


今年東慈寺保育園は、始まって以来の園児数に達しました。
現在73人。1月には74人です。定員は60人ですからね。

行事は今年も音楽・体育・食育に力を入れました。
保育士は各分野のプロではありませんからね。
プロから学び子ども達に伝えることはできますが、プロの仕事を見るのは大切です。
音楽はチューチューマリンの演奏、体育は体育教室とサッカー教室。食育としてはクッキングを2回行いました。
他にも人形劇を見たり、苗植えや収穫体験に出かけたり。
子ども達が大人になったとき視野が広がるように、色々なものを経験させたい気持ちです。


また、大きな行事もありました。
大きな行事の度に、子ども達や会に足を運んでくれた皆さんの笑った顔を見て「よかった」と思うことが多かったように思います。
そして子ども達の頑張り!
どの行事も保護者の皆様が温かく見守ってくださったおかげで無事に終えることができました。
行事後の連絡帳等の感想にもまた、職員が励まされています。


では、話題を変えて、日々の生活。
まずとり組!
赤ちゃんで入園してきた子達が、歩いて踊って怒って笑って。
日々癒される存在です。
きっとすぐおしゃべりが上手になって、いつのまにか運動会で鼓隊をやっているんだろうなぁ。
ずっと見守っていきたいですね。

そら組。去年から継続児が少なくて、新入児が多かったクラス。
なので保育園の洗礼(?)で風邪っぴきのお休みが多く、父兄さんは心配したでしょう。
おしゃべりが上手になってきて、トイレの練習をしたり、靴下や靴を履く練習をしたり。
小さな手で頑張っています。

ゆき組。女子の多い落ち着いたクラス。
クラスの方針は『できそうなことは何でもやってみよう』
運動会も発表会も、おうちの人から離れていっぱい頑張りました。
だって2歳児ですよー?すごいことだと思います。
印象的なのがいすとりゲームです。
座れなくて負けると泣くんです((;_;))数人はうそ泣き(笑)
悔しいとか勝ちたいとか、そんな気持ちが育っているなぁ、と思いながらなぐさめたものです。

つき組。とっっっても個性的★
お話しをするのも楽しくて。
おやつの時間などはついつき組へ行っています。
自分が話したい!っていう気持ちが強くて、同時にしゃべり出す!
「園長先生おやつ食べてもいい?」と何度言ったことか。
順番に指名して話させると、ちゃんとお話しができる。
『何で?どうして?』の疑問が難しくて、答えるのに言葉を選んで一苦労!
いやー、勉強になります!

ほし組。男子は恥ずかしがりやさん、女子はアイドル!
一人ずつと話すととってもしっかりしていて、頼もしい。
小さいクラスの子の面倒をよく見てくれるし、どんなことも頑張る。
発表会の遊戯は「実はルパンをやりたくなかった」とか、当日まで「ルパンを踊ることをおうちの人に教えてなかった」とか。
後からわかったかわいらしいエピソードがありました。
普段は何事にも愚痴なんて言わないけれど、色々なことを感じて考えているんですね。
来年、もっともっと成長してさらにステキなクラスになるでしょう。

はな組。言わずと知れた最高年齢、5歳児。
ありがたいことに園外からの声がよくかかる年で、しょっちゅうお出かけでした。
何でも楽しめるのが花組のいいところ。
鼓隊の練習も、遊戯の練習も、合奏も。
大きな行事も小さな行事も、楽しそうに参加しているのが印象的でした。
あと3ヶ月で精一杯たくさんの経験と、楽しい思い出を作って卒園させたいです。


保育園の日々の生活は毎日違うことの連続で、
落ち着く時間が少ないのですが、
その毎日違うのが楽しくて、

その中で子ども達が成長して、
私達職員も少しだけ成長し、
保護者の方も成長していて、

保育園がやりたいと思っていることと、
保護者の期待が合致していればいいな、と思います。


これからは力をつけるよりも心を育てたい。
心が育てば力はつくもの。

字が書けるとか、縄跳びができるとかは「力」。
それよりも身につけさせたいのは「心の成長」。

すぐに結果が出るかはわかりません。
目に見えないものもあります。

目に見えないものは怖いかもしれませんが、
どうぞ、来年も東慈寺保育園を信じてお子さんをお任せください。

みなさんはどんな一年でしたか?
毎日楽しく過ごせましたか?
少し悩んだこともあったでしょうか?
でも、終わりよければすべてよし。

明日はもう来年ですから。
笑って楽しく今年を終えたいですね。
今年の出会いに感謝。

今年も一年お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。