東慈寺ブログ

６月２８日お話し会の様子です

星組は初めて参加しました

陽とは息を止めたら死んでしまう。人は必要な分息を吸い、息を吐く。その吐いた息を葉が吸い、新しい空気を生み出している。

座禅について

お釈迦様は皆が優しくなるために座禅をして考えた。座禅は指がくっつくかくっつかないかのギリギリで手を組み、目線は斜め下。全員が音を立てずに静かにすると、普段聞こえない音がする。鳥のさえずり、電気の音、自分の心臓の音もするかもしれない。

≪季節の話≫

梅雨が過ぎると夏がくる。花が咲き緑が濃くなる。

秋には葉が色づき、冬には雪が降る。

季節は移り変わる。

≪セミ≫

セミは土の下で７年過ごす。そして土から出たら７日間の寿命です。その７日の間に大きな声で鳴き、卵を産み、命をつないでいく。

セミの鳴き声がこのことを思い出してほしい。

地上での短い一生を精一杯生きている。

本堂のすぐ近くにある一番大きな木は『沙羅の木』です。

お釈迦様が最期を迎えた時、横たわった場所が沙羅の木の下だった。

通った時には見てください。